アーセナルの次期監督は誰?候補者と経歴は?

こんにちは。無精者(ぶしょうもの)です。

実は、わたし、かれこれ16年ほどイギリスのフットボールクラブ「Arsenal (アーセナル)」ファン(通称:グーナー)なのですが、そのアーセナルが最後にイングランドのプレミアリーグを無敗優勝してから、14年ほど経ってしまいました。

その間、アーセナルが獲得したトロフィーとしてはプレミアリーグ以外ではFAカップ(日本の天皇杯に相当)を2回しかありません。

しかしながら、アーセナルがタイトルやトロフィーから遠ざかった要因には、財政事情、要するに”お金”が捻出できないこともありました。なぜかというと、2006年から新スタジアムに移行したのですが、その建設費等で莫大な資金を投じてしまい、毎年借金を返済しなければならなかったのです。そのため、自チームの選手に満足な給料を与えられなかったこと、他のチームから有能な選手を獲得するだけの資金が縮小されてしまったこと、その2つに伴って所属する優秀な選手を毎年のように他クラブへ移籍させてしまったこと等が要因となり、アーセナルは優勝から遠ざかってしまいました。

さらに、アーセナルが最後にプレミアリーグを優勝したシーズンから、とんでもないお金持ちがオーナーとなったチーム(チェルシーFC)が台頭し始め、さらに2008年からは同じような超お金持ちがオーナーについた別のチーム(マンチェスター・シティFC)も台頭し始め、プレミアリーグは、それまではマンチェスター・ユナイテッドFC、アーセナルの2強時代からリバプリヴァプールFCも含めた上位4~5チームによる戦国時代に突入しました。

しかしながら、新スタジアム建設費の借金返済は2013年頃に終了しており、その頃からはドイツ代表のメスト・エジルを移籍金5,000万ユーロで、チリ代表のアレクシス・サンチェスを3,500万ポンドで、長年の弱点であったゴールキーパーについてはチェコ代表のペトル・チェフをライバルチームであるチェルシーから獲得するなど、毎年のように”ビッグネーム”に大金を投じてきました。

が、アーセナルにとってこれだけ好条件が揃っているにもかかわらず、2013年からの成績はご覧の通りです。

2013-2014年

プレミアリーグ:4位(勝点79)、UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト16、FAカップ:優勝

2014-2015年

プレミアリーグ:3位(勝点75)、UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト16、FAカップ:優勝

2015-2016年

プレミアリーグ:2位(勝点71)、UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト16

2016-2017年

プレミアリーグ:5位(勝点75)*、UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト16、FAカップ:優勝

この成績はいかがでしょうか?4年で3度のFAカップ優勝は素晴らしいですが、ことリーグ戦に関しては不甲斐ないと思いませんか?いよいよ言い訳ができなくなってきたと思いませんか?特に2015-2016年シーズンは軒並み上位クラブが失脚し、アーセナルにとって優勝する最大のチャンスだったのですが、大穴”レスター・シティFC”(日本代表の岡崎慎司選手が所属)にタイトルを取られてしまいました。

そして、その責任を取る形として、ついに20年以上チームの指揮をとり続けてきた監督「アーセン・ベンゲル」さんが今シーズンまでの契約を満了し、次のシーズンは契約しない、つまりアーセナルの監督ではなくなるのではないかと憶測が飛び交っております。さらに、先日のチャンピオンズリーグでバルセロナに奇跡の逆転勝ちをされたパリサンジェルマンが、ベンゲルさんの招聘を画策しているとの噂もあります。

というわけでございまして、前置きが長くなりましたが、今回はアーセナルの次期監督候補として噂が挙がっている人は誰がいるのか?どんな経歴なのかを調べてみました。

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1人目

名前:マッシミリアーノ・アッレグリ (Massimiliano Allegri)

国籍:イタリア

生年月日:1967年 (昭和42年) 8月11日

現職:ユヴェントスFCの監督 (イタリア)

経歴は?

現役時代

現役時代は創造的な中盤の選手で、1991年にペスカーラへ入団。その後は、カリアリ、ペルージャ、ナポリ、ペスカーラを渡り歩き、最終的にはアグリアネーゼにて現役引退。

指導者歴

指導者としては、アグリアネーゼ(2003-2004年)、SPAL 2013(2004-2005年)、グロッセート(2005-2006年)の監督を務めた後、サッスオーロ(2007-2008年)の監督につき、このチームでセリエC優勝を果たし、セリエBへ昇格させることに成功。

2008年、サッスオーロでの活躍を買われて、セリエBでの監督を経ないままセリアA・カリアリからオファーを受け監督に就任。このシーズンはリーグ戦9位という結果を残すが、翌シーズンは成績不振により解任。

2010年からは、イタリアの名門「ACミラン」の監督に就任し、2010-2011年シーズンはリーグ戦優勝、2011-2012年シーズンはリーグ戦2位、2012-2013年シーズンはリーグ戦3位という成績を残したが、2013-2014年シーズンは成績不振により途中で解任された。

2014年からは、イタリアで最もタイトルを獲得している名門「ユヴェントスFC」の監督に就任し、2014-2015年シーズンはリーグ戦優勝、2015-2016年シーズンもリーグ戦優勝、2014-2015年シーズンのUEFAチャンピオンズリーグは準優勝と好成績を収めている。2017年もユヴェントスの指揮をとっており、国内リーグ戦は優勝して6連覇達成、チャンピオンズリーグでは結腸に勝ち進むもレアルマドリードに敗北し準優勝の結果を残す。その後、アッレグリ監督は2017-2018年までだった契約をさらに2年延長し、2020年までユベントスの監督を務めることになった。

どうなの?

アーセナルの監督になるためには、充分すぎるほどの実績を残しているアッレグリさん。これだけタイトルを獲得されているので、アーセナルに必要な”勝者のメンタリティー”を植え付けてくれそう感じがします。

唯一、不安なのはイタリア国内でしか指導経験がないことですが、昨シーズン、レスターシティをプレミアリーグ優勝に導いた「クラウディオ・ラニエリ」、今シーズンからチェルシーで指揮をとり、目下リーグ戦首位を爆走中の「アントニオ・コンテ」は共にイタリア人ですので、国が違っても結果を残すことは可能だと思います。

一応、ユヴェントスとの契約は2020年まで残っておりますが、どうなることでしょうか?果たして、同じユヴェントスを率いていたコンテさんを追ってイングランドの地にくるのでしょうか?

2人目

名前:ディエゴ・シメオネ (Diego Simeone)

国籍:アルゼンチン

生年月日:1970年 (昭和45年) 4月28日

現職:アトレティコ・マドリードの監督 (スペイン)

経歴は?

現役時代

ポジションは守備的ミッドフィルダーで、1987年に母国アルゼンチンのにCAベレス・サルスフィエルドでプロデビューし、その後はイタリアやスペインのチームで活躍。特にスペインのアトレティコ・マドリード、イタリアのラツィオ、インテルではリーグ優勝またはUEFAカップ優勝でタイトルを獲得。2006年、スペインのラシン・クラブで現役引退。

アルゼンチン代表では、出場試合数が106(歴代5位。メッシは116で第3位)にも上るなど代表の常連選手であった。1996年のアトランタ五輪では銀メダルを獲得、FIFAワールドカップは1994年、1998年、2002年と3度出場している。特に印象的なのは、1998年フランスワールドカップ決勝トーナメント1回戦(対イングランド)での、デイビッド・ベッカムとのいざこざ。(シメオネが芝居を打ち、ベッカムがその行為に腹を立てしまい、シメオネを蹴って一発レッドカードで退場)

指導者歴

現役引退後、2005-2006年シーズン終了までラシン・クラブの監督に就任。その後は母国アルゼンチンのエストゥディアンテスやアルゼンチンの名門「リーベル・プレート」などで指揮をとり、リーグ戦で優勝するなど実績を残す。

2011年1月にはヨーロッパへ渡り、イタリア・セリエAのカターニアの監督に就任し、当初の目標であったセリエA残留を達成したため、シーズン終了後に辞任。なお、このシーズンのカターニアには日本人の森本貴幸選手が在席していた。翌2011-2012年シーズンは再びスペインのラシン・クラブの監督に就いたが、シーズン中にアトレティコ・マドリードからオファーを受けたためこれを受諾。

アトレティコ・マドリードでは指揮1年目から、UEFAヨーロッパリーグ優勝、2年目の2012-2013シーズンはスペインの国王杯優勝、3年目の2013-2014シーズンはスペインリーグ戦で同じ街のライバルチーム「レアル・マドリード」に連勝するなど、チームは勢いに乗ってリーグ戦優勝を成し遂げる。さらに、UEFAチャンピオンズリーグでは決勝まで進んだが、延長戦の末、惜しくもレアル・マドリードに敗れ準優勝に終わる。4年目の2014-2015年は国内リーグ戦3位、UEFAチャンピオンズリーグベスト8に終わる。5年目の2015-2016年シーズンは国内リーグ戦は3位に終わるが、UEFAチャンピオンズリーグでは再び決勝まで進み、対戦相手がまたしてもレアル・マドリードであったがPK戦の末、敗北し準優勝となった。6年目となる今シーズン(206-2017)、国内リーグ戦は28試合終わって4位、UEFAチャンピオンズリーグは準々決勝に進出している。

どうなの?

アトレティコ・マドリードで指揮をとり始めてからのシメオネさんは神がかり的です。スペインリーグの2強「レアル・マドリード」と「FCバルセロナ」の間に割って入った手腕はとてつもないです。アトレティコには優秀な選手が揃ってはいますが、ネームバリュー的には2強に劣ります。その差を、強烈なリーダーシップや戦術を駆使することで埋めることに成功。特にセットプレーからの得点、全員汗をかく守備の徹底などは驚異的です。また、監督自身のいでたち(ダークスーツに黒シャツ、黒ネクタイ、黒の革靴)もカリスマ感を漂わせます。

そんな監督がアーセナルにきたら・・・。今の甘ったれたプレーを一喝してくれそうですね!戦える集団に変えてくれそうで期待が持てます!ただ、細かいパスワークで相手を崩すというアーセナルの基本戦術が変わる可能性が高いですが、今は背に腹は代えられない時ですので、それは受け入れるべきだと思います。

なお、シメオネさんのアトレティコ・マドリードとの契約期間は2018年までとなっております。

3人目

名前:トーマス・トゥヘル (Thomas Tuchel)

国籍:ドイツ

生年月日:1973年 (昭和48年) 8月29日

現職:ボルシア・ドルトムントの監督 (ドイツ)

経歴は?

現役時代

トゥヘルがユース世代の時に所属していたチームはTSVクルムバッハでした。その後、1988年に当時ドイツの4部リーグに所属していたFCアウクスブルクに移籍した。(このチームは2017年現在ドイツ一部リーグに属しており、日本人選手・宇佐美貴史が所属している。)

1992年からは、当時ドイツの2部リーグに所属していたシュトゥットガルト・キッカーズ(VfBシュトゥットガルトとは別のチーム)でプレーしたが、1993年までのシーズンでわずか8試合の出場に留まった。翌1993-1994年シーズンはさらに試合から遠ざかり、ついにはトップチームからも落とされてしまった。そして、トゥヘルはドイツ3部リーグのSSVウルム1846へ移籍し、ケガで引退する1998年までの4年間、69の試合に出場した。

指導者歴

トゥヘルの最初の指導者キャリアは、2000年に19歳以下のVfBシュトゥットガルトのヘッドコーチに就任したのが始まりである。

5年後、現役時代に所属したFCアウクスブルクに移り、3年間ユースチームのコーディネーターを務めた。2007-2008年シーズンには、同チームのリザーブチームであるFCアウクスブルクⅡの監督に就いた。

2008-2009年シーズンは、19歳以下の1.FSVマインツ05の監督に就任し、優勝を収めるなど結果を残すと、翌2009-2010年シーズンには、トップチームの監督が解任されたことに伴い、電撃的にトゥヘルがトップチームの監督の座に座ることとなった。しかもチームはドイツリーグ1部(ブンデスリーガ1部)に返り咲いたシーズンであったが、トゥヘルが指揮するチームは9位でシーズンを終えて残留に成功。翌2010-2011年シーズンは、開幕7連勝と波に乗り(しかもバイエルン・ミュンヘンにも勝利)、5位という好成績を残す。2011-2013年の2シーズンは13位と低迷したが、2013-2014年シーズンは第7位に入り結果を残す。この時点でトゥヘルは1.FSVマインツ05との契約期間を1年残していたが、彼自身マインツでこれ以上の指揮を執ることはできないと判断し、チームを去った。なお、トゥヘルが最後の指揮を執った2013-2014年シーズンは、日本代表の岡崎慎司選手がチームに所属しており、彼の指導を受けた。

1年ほど間をおき、2015-2016年シーズンからは7シーズン指揮をとったユルゲン・クロップが退任した「ボルシア・ドルトムント」の監督に就任し、同シーズンを2位で終える。2016-2017年シーズンは勝点64で3位という結果であったため、シーズン終了後に監督を退任した。

どうなの?

前述の2人と比べると、獲得したタイトルが少ないので実績としては不十分かもしれません。しかし、思い出してください。ベンゲルさんがアーセナルの監督になった時のことを!(わたしはリアルタイムでは知りませんがw)当時のグーナーたちは、ベンゲルさんのことを全く知らなかったのです。なので、実績がないからアーセナルの監督として不適格ということは決してないと思います。

が、がですよ。今のアーセナルに欲しいのは”勝者のメンタリティー”です。負けてても俯かない、気持ちが切れない(エジルよ、君は負け試合になると切れるよね。)、汗をかくことを厭わない、チームメイトをちゃんと罵れる・・・などなど、そういったこと精神的な部分を植え付けてくれる監督が欲しいんですよね。

そう考えると、トゥヘルってなんかそのあたりが弱そうな感じがしまして、今のアーセナルの監督にはそぐわないなと思ってしまいます。(戦術面では問題ないと思いますが)

2017年5月24日追記↓

2016-2017年シーズンにいたっては、ついに5位へ転落してしまいました。勝ち点的には例年と変わりないですが、トッテナムが本当に強いチームになったことと、リバプールがクロップ監督による手腕で力を付けてきたことによって、「75」では4位以内に入れませんでした。来シーズンは欧州CLへ出場できないため、チームの主力であるエジルやサンチェスが他の強豪へ引き抜かれる可能性がありますし、ELへの出場によって木曜日に試合をして土曜日に試合をするなど日程がきつくなる恐れがあります。2017-2018年シーズンは今まで以上に厳しい1年になりそうです。。。

2017年6月10日追記↓

ベンゲル監督の契約が2年延長され、2019-2020年シーズンまで指揮をとることに決まりました。チェルシーを破ってのFAカップ優勝が効いているのでしょうか?1年契約にして、ベンゲル監督を追い込んだ方が力を発揮すると思うのですが…。(要するに、例年アーセナルが見せる4位力を通年で発揮できるなら優勝できるでしょ?というトンデモ理論ですw)

その他気になるニュースとしては、バイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・シティがサンチェスの獲得を希望しているそうですが、引き留めるにはサラリーを倍額近くまで上げるしか方法はなさそうです。まぁ、アーセナルは”適正給料”しか払わないのでそんなことしないですが。サンチェスを失うと連鎖的にエジルも失いそうな気がします。そうなると、アーセナルにおいて”A級”の選手はもはやツェフだけに・・・。あと、カソルラの戦列復帰が11月頃なるとのこと。頭を悩ますことだらけで、来シーズンのアーセナルはまったく予想がつきません。

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無精者のかわら版 記事下
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